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DaVinci Resolveを低スペックPCで軽く動作させる方法!
と言うことで、今回の記事は動画編集ソフト「DaVinci Resolve」を低スペックPCで軽く動作させる方法をご紹介します。
まず、この記事を書くきっかけと言うか、経緯を軽く話させてください。
理由はただ一つ。
DaVinci Resolveの記事が少ないねん!!!
そういうことです。いや、マジで少ないんですよ。僕が捜したDaVinci Resolveの記事の数は10個くらいで、かの有名な「Adobe premiere pro」とは違ってね、欲しい情報がなかなか手に入らないんですよ。多分そう思うのは僕だけではないはず。ってなわけなので少しでもDaVinci Resolveの事について解説した記事を作って誰かのお役に立てたらなと思い、作成してるって感じです。それでは本題入っていきます
まずはDaVinci Resolveに必要なスペックをお話しします。
DaVinci Resolveは他の動画編集ソフトと違って、GPU(グラフィックボード)に重きを置いた編集ソフトなわけです。他の大体の編集ソフトがCPU>メモリ>GPUの優先順位なのに対し、DaVinci ResolveはGPU>CPU>メモリとなっているわけです。
次に推奨スペックをお話しさせていただきます。
DaVinci Resolveを動作させるのに求められている推奨のスペックはこちら↓
・3Ghz以上のCPU
・16GBのメモリ
・GeFoce RTX 3060以上のGPU
・Windows10/macOS 10.13.6 High Sierra以降のOS
って感じです。結構ハイスペックなんですよね。だから「スペックが足りてないよー!」って感じの人も多いはず。僕も実際足りていません。
因みに僕の使用しているPCは、LAVIE N1585/AALと言う機種で、スペックは
・Ryzen7 Extreme Edition
・16GBメモリ
・CPU内臓のGPU
・Windows10
と言うような感じです。足りてないのはGPU。内臓GPUじゃあマジでどうしようもないんですよ。VRAM(GPUメモリ)が512MBと足りないのなんの。これじゃあDaVinci Resolveもご機嫌斜めになるのは当然ですよね。なので、いかにGPUへの負荷を減らすかがDaVinci Resolveを軽く動作させるためのカギとなります。それでは細かく解説していきます。
まずはタイムライン解像度を落とすことです。デフォルトでは恐らく1980×1080pのFHDだと思います。これだとテキストやメディアファイルの調整をするだけでDaVinci Resolveが落ちます。僕はそうでした。なのでタイムライン解像度を落とす手順を紹介します。
1・まずプロジェクト設定を開く。
2・タイムラインフォーマットの中のタイムライン解像度を落とす
3・保存
これである程度軽くなるはずです。でもまだ重いって人は次に紹介する2つを実践してみてください。
「最適化メディアってなんぞや?」って人もいるかもしれません。ここではその仕組みについては詳しく解説はしませんが、ざっくり言いますと、最適化メディアとは、自分がDaVinci Resolve内にインポートしたメディアを軽くする方法です。これ使うとマジで軽くなるお。ほんとに。それでは手順を紹介。
1・プロジェクト設定を開く。(上のと同じな為、画像は省く)
2・最適化メディア&レンダーキャッシュの欄に移動。
3・プロキシメディアの解像度、プロキシメディアのフォーマット、最適化メディアの解像度、最適化メディアのフォーマット、レンダーキャッシュのフォーマットをそれぞれ選択。(オススメは解像度は1/4、フォーマットはDNxHR LB)
4・保存
5・メディアファイルを右クリック、一覧の中の「最適化メディアを生成」を選択
これであとは完了するのを待つだけ。最適化メディアを生成中は、他の作業は出来なくなるため、長い動画などや最適化メディアを生成する量が多いときは、寝る前などにやっておくのがオススメ。
1・画面上の再生タブを選択
2・タイムラインプロキシモードの中のどちらかを選択。(Half Resolutionは解像度が1/2落ちる。Quarter Resolutionは解像度は1/4落ちる。)
これである程度軽くなるはずである。
今回は低スペックPCでDaVinci Resolveを出来るだけ軽く動作させる方法を説明しました。他の記事でレンダーキャッシュをすればさらに動作が軽くなるみたいなこと言ってた人もいたんですが、あくまでもこれは低スぺックPCでの話。GPUを積んでいたらまだしも、内臓GPUだけでそれをやると重くなります。多分。(僕は重くなったんですよ。)ほかにも設定でLIVE保存のoffやらなんやらと、まだ軽くする方法はあるんですけど、正直誤差みたいなものなので気にしなくてもいいかと。そういうのは推奨スペック以下だけど低スペックとは言い難いようなPCで効果を発揮します。なので今回紹介した設定をするだけである程度軽くなるので、皆さんもお試しください。良い動画編集LIFEを!
それではまた!